2022年開催イベント

CHRISTMAS PARTY 2022 開催

 12月4日 2022年日本ミネソタ会クリスマス・パーティー(ハイブリット開催)ご報告

 

日時:2021年12月4日(日)午前11時~12時半 (日本時間)

         2021年12月3日(土)午後8時~9時半(ミネソタ時間)

 

日本ミネソタ会恒例のChristmas Party。今年は、ひさしぶりの皆さんとの再会&出逢いを楽しむ対面の集まりと、遠くの方でも参加できるオンラインとの併用・ハイブリッド型で開催されました。対面の会場は、日本ミネソタ会監査役の福田先生が学部長である日本大学危機管理学部(東京都世田谷区)の会議室をお借りしました。会場に集まった14名に加え、オンラインで11名が参加し、合計で25名。今年のテーマは、「海外で学ぶこと」、日米4名のプレゼンターから留学経験をベースに各々の視点でとても有意義なお話をいただきました。

 

司会の担当は岩波会長。初めに、中村副会長の開会の挨拶のあと、4人の、ミネソタ大学留学経験者および現在留学中の方がプレゼンターとなり、それぞれのご経験と現在のご様子等をお話くださいました。最初のプレゼンターは、現在ミネソタ大学に、一橋大学から交換留学中の江原優美子さん。留学生活を現在進行形でお話しいただき、ミネソタでの授業・学習の様子、ご自身のチャレンジの姿が生き生きと伝わってきました。続いて、東京の会場から、ミネソタ大学卒業生Ryan Renardさんが登壇。Ryanさんはミネソタから一橋大学・早稲田大学での留学経験のなかで、アメリカ人学生が旅行や日常生活で感じ取った日本文化について語ってくれました。3人目は、ミネソタ大学PhDコースで教育関係の勉強をされている三谷聡美さん。お自身の研究を選択するに至ったご経験と現在の留学生活をお話しいただきました。最後の4人目の方は、東洋大学から教員留学をされている神野宏司先生。初めて体験するミネソタ生活、ご専門のスポーツ&Health Careについてのご説明を通じて、日米大学事情の比較をシェアいただきました。

また岩波会長から、当日プレゼンターとして参加予定だったAlex Ehretさんからのメッセージが紹介されました。Alexさんは、ミネソタ大から一橋大学への交換留学後に再来日して東京でお仕事をされていますが、当日はお仕事でフロリダにご出張で残念ながら欠席となっていました。

 

今回のイベントのon-line参加者は、ミネソタ大学から、海外留学生ご担当のRyanMcCarthyさん、大学財団のTimさん、日本からは青森県弘前ご出身の千葉さん、名古屋からW.J.ハロフスキーさん、3Mでミネソタに駐在された福井さん、慶応大学で留学生へのお仕事をされた平尾さん、ミネソタ会役員の根岸さんと村松さんがご参加。会場では、ミネソタ会設立者の遠山さん、井尻さん、Minnesota Trade Officeの元日本代表の高瀬さん、そして親子でご参加の中田さん、梅田さん、嘉手川さん、現役大学生石原さん、ミネソタ会役員からは、福田さん、由井濱さんが参加し、プレゼンターの皆さんのお話に熱心に伺い、活発に質問もされ、会を大いに盛り上げました。最後に山口副会長の締めのご挨拶でお開きとなりました。

 

そして、皆さまご自身の留学時代をふりかえる機会ともなり、改めて「海外で学ぶ」ことの価値を共有する素晴らしい機会でした。イベントの後は、日大キャンパス近くのイタリアレストランで和気あいあいと食事と会話を楽しみました。

 

また対面会場では、ミネソタ在住の米原さんより寄贈いただいたミネソタ関連グッズが販売されました。Twinsの冬用帽子、Twinsのフリートの膝かけ、ミネソタ大ショッピングバック、ミネソタ大Tシャツ、ミネソタ大ポロシャツなど。売上は今後のミネソタ会の活動資金に充てられることになります。

 

ご参加いただいた方々に加え、会場提供・設営、寄贈品提供等、様々な方々に支えられ、素晴らしいイベントとなり、誠にありがとうございました。来る2023年も皆さんとお会いする、あるいはお顔を拝見できる機会をもてれば、嬉しいです。

 

良いお年をお迎えください。

Outstanding Alumni Network of the Yearの授賞(ご報告)

日本ミネソタ会は、ミネソタ大学同窓会(UMAA)からOutstanding Alumni Network of the Yearを受賞し、2022929日の授賞式に会長の岩波はるみが参加しましたので、ご報告いたします。

授賞式はミネソタ大学構内のMcNamara Alumni Centerで行われました。会場の正面スクリーンで日本ミネソタ会が大きく紹介される中、UMAAPresident and CEOであるLisa Lewisさんから、岩波に記念プレートが贈呈され、そして、同窓会ボランティアのMedtronicVice President of Global Supplier QualityAnn Sheldonさんから日本ミネソタ会が受賞に至った実績を紹介されました。

 

詳しい紹介の詳しい内容は下記のURLをご覧ください。

 

https://www.umnalumni.org/s/1867/18/interiorwide.aspx?sid=1867&gid=2&pgid=3783

岩波の受賞スピーチは次の通りでした。

On behalf of Japan Minnesota Association, we would like to thank everyone at the University of Minnesota Alumni Association for this honor, and we extend special thanks to Ms. Audra Gerlach Ferrall, Director of International Alumni and Travel, for encouraging us to apply for the award. I’m thrilled and honored to be accepting this award for our organization.

 

As the Japan Minnesota Association, or JMA, we have had three virtual summer parties, two virtual Christmas parties, and two special spring events, since the pandemic started in Japan in January, 2020. I am proud of our efforts to keep up with our activities and stay connected with one another given the circumstances. In addition, our events are even more inclusive than before since we are able to gather across time zones. Finally, I would like to accept this award in honor of our association’s founders, all six of the JMA’s president emeriti, and every member in our thirty-eight years of history. As they say, “Rome was not built in a day.” As our membership grows, JMA leaders and members remain passionate about maintaining our strong connection with the U of M, and also with each other. I hope this award will be encouraging not only for our current membership, but also future alumni in Japan whom we look forward to meeting someday. Thank you all once again!

受賞スピーチでは、今回のOutstanding Alumni Network of the Yearの受賞を、日本ミネソタ会の創始者、歴代の会長や幹事の皆さん、そして38年間のこれまでの歴史の中で、日本ミネソタ会のイベントに参加されたすべての方に捧げるとともに、この受賞が、現在の参加者の皆様のみならず、将来の日本在住のミネソタ大卒業生たちへの応援にもなることをお伝えして、感謝の言葉を締めくくりました。

 

授賞式で、ミネソタ大学17代目Presidentである Gableさんを含む、90名の列席者の皆さんに、日本ミネソタ会の存在をしっかりとお伝え出来たことは、とても光栄なことと思われます。

Summer Party On Lineの報告 (6月)

SUMMER PARTY ONLINE 2022

バーチャルサマーパーティー2022

 

2022年6月18日の土曜日、日本ミネソタ会は、サマーパーティーを、昨年に引き続きオンラインで開催いたしました。今年のゲストスピーカーには、日本で初めてフードバンクを設立された、セカンドハーベストジャパンの創立者でありCEOのマクジルトン チャールズ氏(BA93ミネソタ大学、MA2004上智大学)をお招きしました。チャールズさんから、1)ご自身のアイデンティティー、2)日米の異なる言語や文化の違い、3)その中での選択や決定、についてお話を伺いました。チャールズさん独自の視点に参加者一同とても興味深く伺い、Q&Aの時間には、参加者からは、ミネソタと日本の文化の共通点や、フードバンクを設立したきっかけや働き甲斐など、子供食堂の活動なのについて、活発な質問が出され、チャールズさんはどの質問にも真摯に答えてくださいました。

 

日本ミネソタ会鎌田役員の司会のもと、一同でスクリーンショットの記念撮影をしたあとは、中村副会長の音頭で乾杯。そして参加者の皆さん全員の「自己紹介」と続きました、チャールズさんのフードバンク事業にちなんでの「ボランティア活動でしたいこと」をテーマにしたお話では、それぞれの皆さんのお人柄がにじみでる、心温まる思いをたくさんうかがうことが出来ました。

 

司会の鎌田博士の名采配により今回のサマーパーティーも滞りなく運営されて、最後に山口副会長からの9月19日に開催予定のBIG10 ゴルフのご案内と締めのご挨拶で終了となりました。今回は18名の参加者のうち、初参加の方、久しぶりにご参加の方も何名もいらして、日本ミネソタ会としても新しい可能性を感じるイベントとなりました。

 

チャールズさん、そしてご参加の皆様、誠にありがとうございました。

お元気でお過ごし下さい。

 

 

マクジルトン チャールズ氏のご経歴 

チャールズさんは、米国海軍の一員として1984年に初来日されました。横須賀基地に勤務されたのち、再び、1991年にミネソタ大学からの交換留学生として上智大学に学生として来日。カトリックの牧師になることも考えて、勉学の傍ら、山谷の路上生活者の支援に関わり、隅田川沿いでの段ボールが住まいの暮しを、1997年1月から1998年4月まで15か月にわたって体験されたそうです。このときのご経験は、「世界を見る目が大きく変わり、今の仕事を推進する明確な基盤となりました」。2002年3月11日に日本で初めてのフードバンクを設立。同年7月25日にNPO法人格を取得、そして2004年にセカンドハーベスト・ジャパンの名称となりました。2022年現在に至るまでに、フードセキュリティにかかわる4つの団体を設立し、そのうちの3団体は、直接日本で運営にあたっております。

 

デイ・オブ・サービス 2022

2022年4月開催のミネソタ大学同窓会のDay of Serviceでは、日本ミネソタ会は、前回(2020年9月)にひきつづき、ミネソタ大卒業生であるマクジルトン・チャールズ氏が創業されCEOをつとめる、日本で初めてのフードバンク、セカンドハーベストジャパンに、食品を寄贈いたしました。コロナ禍が続いていることもあり、直接お会いしての活動よりも各自がご自宅から配送する活動がよいと判断しました。8名の有志メンバーが、直接セカンドハーベストジャパンに、思い思いの食品、たとえばカップヌードルやフルーツの缶詰、スパゲティ、サバ缶、お米など合計で33kgと625mlが寄贈されました。

ご協力頂いた日本ミネソタ会のメンバーの皆様、心から感謝いたします。ご芳名を下記に記します。井尻晴彦氏、山口健一氏、岩波はるみ氏、嘉手川勇氏、柴田晟至氏、由井濱宏一氏、勝木一郎氏、梅田洋子氏。ありがとうございました。

4月2日 日本ミネソタ会のお花見散歩

   桜は満開の2022年4月2日、日本ミネソタ会は、東京でお花見イベントを開催しました。恒例の井の頭公園でのお花見ピクニックは、コロナ禍以来、飲み物や食べ物を持ち寄っての宴会が公園ではできないために、中止を余儀なくされておりますが、その代わりに、昨年はオンラインで桜の句会の実施、そして今年は、千鳥ヶ淵緑道と靖国神社周辺の花見散策を企画。マスクをしながら一緒に歩いて、春の桜を満喫しました。今秋ミネソタ大に交換留学する大学生から、80代以上が3名、そしてBig10仲間のWisconsin大学同窓会の方もいらして、合計で11名の参加者は、とても多彩な顔触れ。のどかで楽しい、和気藹々の集いとなり、忘れがたい、春爛漫の一日となりました。

 

幸い当日のお天気は晴れ。青空の下、風は少し冷たかったですが、マスク越しでも久しぶりにえた喜びに胸が一杯となり、話も弾みました。対面でのイベントは、2019年12月のクリスマスパーティー以来です。桜も開花宣言以来10日を過ぎましたが、雨にも負けず、花を咲かせ続けてくれました。日本屈指の桜の名所である千鳥ヶ淵緑道から、東京の開花の標準木のある靖国神社まで、なごやかに楽しく歩き、ランチをアメリカン料理のTONY ROMAでスペアリブやフライドオニオンなどを一杯食べて気分も最高。のどかで楽しい、和気藹々の集いとなり、忘れがたい、春爛漫の一日となりました。