日本ミネソタ会 クリスマスパーティー(2017年12月10日)
【Japan Minnesota Association Christmas Party 2017】
12月10日、美しく晴れた日曜日の午後、毎年恒例のクリスマスパーティーが麹町のスペインクラブ、メソン・セルバンテスで開催され、61名の会員が参加しました。素敵な会場は食欲をそそるスペイン料理の香りと賑やかな会話、笑いでいっぱいになり、参加者は1年を振り返り、また来る年に思いをはせながら食事をともにしました。
三々五々集まって挨拶を交わしあった後、会場の中央に美しく盛り付けされた様々なスペイン料理を味わってパーティーがスタートしました。スペインクラブ・オーナーである松井氏が提供してくだっさったカヴェや、ビール、ワイン、ソフトドリンクで乾杯。色鮮やかなパエリア、おいしいアヒージョ、柔らかなローストポークなどに続いて、コーヒーとデザートが供されました。互いの近況やミネソタの寒いクリスマスの思い出を語り合ったり、暖かな交わりを楽しむひと時です。
しばらくして日本ミネソタ会会長の岩波さんからいくつか大事な報告がありました。また今年のパーティーには、はるばるミネソタから、素晴らしいニュースを届けるためにミネソタ大学のインターナショナル
アルムナイ ディレクターであるMrs. Audra Gerlachが来日して参加してくださいました。ニュースは、日本ミネソタ会がプログラム優秀賞を受賞したというもので、昨年4月の井の頭公園で行ったお花見が認められての受賞でした。Mrs. Gerlachをお迎えできたことは光栄で、日本ミネソタ会にとって誇らしい瞬間でした。Mrs. Gerlachからはさらに、ミネソタ大学奉仕の日(U of M Day of
Service)に参加した会員に対する感謝のしるしとして、野球帽が参加者に手渡されました。
パーティーの中盤、チャリティー・オークションが始まりました。日本ミネソタ会に寄せられたたくさんの寄贈品が出品されましたので、大勢の出席者が参加してオークションを盛り上げました。Tシャツやトレーナーなどのあらゆるミネソタ大学グッズのほか、地球儀や革製の手帳などが出品されました。収益はすべて今後の日本ミネソタ会の活動に活かされます。
最後にオークションの落札者が発表され、互いに別れを告げる時間となりました。今年の日本ミネソタ会のクリスマスパーティーも大成功でした。会員の積極的な参加、ボランティアの皆さんの働き、ミネソタ大学の支援があって、クリスマス会、そして今年のすべてのイベントを大きな成功のうちに終えることができました。1月27日予定のMinnesota
Youth Seminarを皮切りとする2018年も皆で楽しみにしてます!
ミネソタ大学同窓会の奉仕の日(U of Minn. Almni Day of Service)
2017年10月14日(土)はミネソタ大学同窓会の奉仕日でした。この同窓会行事では、同窓生とその友人が奉仕と感謝による特別な一日を通じて地域へ貢献します。奉仕プロジェクトには、植樹からスープ接待所でのボランティアやゴミの清掃までいろいろなものがあります。公式的な活動場所は通常はミネソタや合衆国のどこかであることが通常ですが、私たち日本ミネソタ会(JMA)の東京は唯一の国際的な活動場所となりました。
JMAからの計5名の参加者は、友好団体の東京便教会から計25名と共に、寒くて風の強い日曜日の日の出前に起き、プラスチックの手袋と雨具を用意して新宿駅に集合しました。小学校の先生で東京便教会の世話人をされている山崎さんが、皆を出迎え、大きな集団を班分けしました。それぞれの班には、JMA、東京便教会、山崎さんが勤務している小学校の先生と生徒がバランス良く振り分けられました。山崎さんを私たちに紹介してくれたのは鍵山さんです。鍵山さんはカールソンの卒業生で、NPO法人日本を美しくする会の副会長(海外担当)でもあります。
新宿は東京で最もにぎやかな地域の一つなので、週末を迎えるまでにはとても乱雑になるのも驚くことではありません。私たちはプラスチックの弁当箱や、ガム、包装紙、空き缶、空き瓶他いろいろなものを集めました。雨にもかかわらず、私たちは間もなくゴミ袋をいっぱいにして集合場所へ戻りました。
そこで私たちは防水シートを広げて、ゴミを分別しました。日本の厳しいゴミ分別基準により、この手順を省略することはできません。私たちはゴミをプラスチック瓶や缶、一般ゴミなどのカテゴリーに分類して、適切にリサイクルができるようにしました。私たちが集めたゴミは大変な量でしたが、グループみんなで頑張ったおかげで、簡単に終えることができました!
幹事の方が気を配って用意してくださった温かい石鹸水で手を洗い、私たちは最後に集合しました。各班の代表が手短に感想を述べましたが、それぞれ地域に何か貢献することについて達成感を感じ、私たちの日常生活へ取り入れる価値があると感じているようでした。
私たちJMAのボランティアの活動は、2017年のミネソタ大学同窓会の奉仕日を国際化することの一助となり、これを伝統にしていきたいと思います。また、参加したメンバーに感謝するとともに、残念ながら参加できなかった方々にもぜひ来年参加していただければ嬉しいです。
第6回Minnesota Youth Seminar
ミネソタと繋がりのある若手を中心にネットワーク構築・キャリア形成支援を促進するべく発足したMinnesota Youth Seminar。9月30日(土)に第6回が開催されましたのでご報告いたします。
第6回Minnesota Youth Seminarはミネソタ大学MBAアルムナイであり現在ジョンソンアンドジョンソンヘルスケアカンパニープレジデントの海老原さんをお招きしました。 海老原さんからは「リーダーシップ開発とシステムプロセス思考」という題で、リーダーの定義、求められる要素、育成方法等をご自身のお考えと例を絡めつつわかりやすくクリアな言葉で説いていただきました。 会社を率いる立場におられる海老原さんからは若手・中堅社員世代中心の参加者に寄り添いながらもご自身の豊富な経験に基づく数々のアドバイスを頂くことができ、 参加者からは「仕事の難しさを感じることがあったが、『自分より複数層ポジションが上の人の視点』でも今後は考えてみようと思う」「後輩をリーダーに育てるために自らの所属組織において 明日から実践できることがありそう」という声が聞かれました 。講演後も質問が尽きず、懇親会でも引き続き海老原さんを囲みキャリア相談をしたり、また参加者同士ネットワーキングが行われ、今回も大盛況となりました。 次回は来年春頃の開催を予定しております。
<<本セミナーの活動資金はクリスマスパーティーで行われたチャリティーオークションにより創出されております>>
2017年 第一回「ミネソタ茶会」(9月23日)
去る9月23日(土曜日)、文京区千駄木にある武者小路千家・東京道場にて第一回「ミネソタ茶会」が行われました。秋分の日であった当日は、心配していた雨もお茶会の時間には上がり、秋を感じさせる気候の中15名の方とお茶を頂きながら日本の伝統文化の一つである「茶道」の奥深い世界に触れてきました。
武者小路千家・東京道場は、一歩足を踏み入れると都会の喧騒を忘れさせてくれるとても静かで心安らぐ空間でした。お茶会は、まず露地(茶庭)を歩いてお茶室へ向かうことから始まりました。心を落ち着かせてお茶室に入るとお点前が始まり、丁寧で流れるような所作を間近で拝見しながら薄茶とお茶菓子を頂きました。お茶を頂いた後は、久米直子先生やお弟子さんから茶道の作法、歴史など様々なお話を伺いました。最後には参加者から沢山の質問も出てお茶会は大いに盛り上がりました。
参加者のブライアンさんから以下のメッセージを頂きました。 「ミネソタ茶会は、茶道の繊細さと礼儀作法両方について学べた価値あるイベントでした。17年振りにお茶会を体験しましたが、茶道の文化やプロセスは日本社会・文化・伝統を色濃く反映していると感じました。私はこの素晴らし茶道という文化を友人や同僚に体験してほしいと思っています。」
ミネソタ茶会は、来年も開催を予定しています。残念ながら今回参加できなかった方は是非次回のお茶会にお越し頂ければと思います。お茶会が初めての方も大歓迎です。茶道という素晴らしい日本の伝統文化を一緒に体験しましょう!
2017年 日本ミネソタ会サマーパーティー(6月18日)
さる6月18日、日本ミネソタ会サマーパーティーを、総勢44名の方々にお集まりいただき開催いたしました。今回は竹橋の如水会館で行われました。
パーティーは例年通り二部構成で行われ、第一部では劇団「こまつ座」代表取締役社長の井上麻矢さんにお話しいただきました。井上さんは作家、劇作家の故・井上ひさし氏の三女であり、「父、井上ひさしの想いを継いで(山田洋次監督との出会いと映画『母と暮せば』のよもやま話)」の題目でお話していただきました。苦悩しながらも、父井上ひさしの劇を流し、父が残した種を次につないでいくために奔放した日々を語り、映画「母と暮らせば」誕生秘話をお聞かせくださいました。ご講演の中で次の世代につないでいく大切さについて強調なさいました。第2部では如水会館の食事を楽しみながら懇親会が行われました。世代を超えての交流が多くみられ、楽しい会になりました。
6月18日(日)に、如水会館において、日本ミネソタ会の Summer Partyが開催されました。
このレポートは追って掲載します。
第9回 Big Ten 懇親ゴルフ大会の開催案内(4月16日)
第9回 Big Ten 懇親ゴルフ大会
ミネソタチームの成績は?
通称「Big Ten」と呼ばれるアメリカ中西部の大学14校が参加する Sports Conference をご存知の方は多いと思います。Purdue大学とIllinois大学の日本人卒業生が中心になり、日本でのBig Ten Golf 大会がスタートしたのが8年前の2009年でした。
第9回Big Ten懇親ゴルフ大会は、好天気に恵まれた4月16日(日曜日)に千葉県「山田ゴルフ倶楽部」に7校23名が集いました。今年の参加7校は、Indiana, Michigan, Michigan State, Minnesota, Northwestern, Purdue,
Wisconsinの各大学でした。日本ミネソタ会から最多の6名(敬称略:小宮山忠雄、関口陽三、竹内正彦、沼形義彰、藤井邦宏、井尻晴久)がエントリーしました。
競技ルールは新ペリア(ハンディキャップ算定)方式による個人戦と団体戦で、団体戦は各校の上位3名のネットスコア合計から順位が決まります。距離のある各ホール、フェアウェイの傾斜、春の季節の遅めのグリーンなど、容易にはスコアメイクをさせてもらえなかった・・が、競技後の各プレーヤーの感想でした。
個人戦、団体戦ともにMichigan State大学チームの活躍が際立っていました。
個人戦では1位・2位を独占、3位にMinnesotaが食い込むのがやっとでした。団体優勝はMichigan State大学、3.4ポイント差でMinnesota大学、更に4.8ポイント差でIndiana大学が続く入賞結果でした。昨年度に続く連続優勝を果たせませんでしたが、Minnesota大のチーム力は健在でした。
第10回大会は、今年11月頃の平日に今オリンピック開催コースとして話題の「霞が関カンツリー倶楽部」で行われる予定です。日本ミネソタ会有志のご参加と応援をよろしくお願いいたします。
井 尻 晴 久
ミネソタチーム代表
ミネソタ会お花見2017(4月2日)
日本ミネソタ会は2017年4月2日の日曜日、毎年恒例のお花見パーティーを東京西部の井の頭公園で開催しました。このお花見は、見頃が限られた桜の特別な美しさの下でピクニックをしながら交わりを楽しむ機会として、会員が毎年とても楽しみにしているイベントです。今年は40人以上が集まり、今回も忘れられないお花見になりました。
井の頭公園は花見の名所で、500本ほどにも及ぶ桜が公園中央の池の周りを中心に植わっています。今年は例年にない寒波に見舞われたにもかかわらず、ほころびかけたつぼみや、開いたばかりの桜の花によって、公園は紛れもない桜色で覆われており、今年のミネソタ会のお花見には完璧な舞台でした。池の近く、立ち並ぶ桜のすぐそばに集まってポットラック形式で盛大なご馳走を楽しみ、手作りのちらし寿司、肉じゃがなど伝統的な食べ物やおつまみを分け合いました。今回の世話役のひとりである松盛さんの音頭で新しい年度の交流に乾杯をしてパーティーが始まりました。
この行事の特別な点のひとつが参加者の多様性なのですが、今年も間違いなくその例に漏れませんでした。ミネソタとつながりのある方が多い中、中にはミネソタとの縁が大学のワシントン・アベニュー・ブリッジに屋根が設置されるよりずっと前に遡る方々もいらっしゃいます。このお花見は家族連れ、留学生、若者、経験豊かなプロフェッショナルの方、そのほか大勢の方たちが集まる機会になっています。そして、会員たちがミネソタの記憶を共有したり、それぞれの経験やルーツとつながり続けるための大切な場になっています。
一橋大学に留学中のミネソタ大生のAbbey Burtisさんが、次のように語っていました。「お花見はとても素敵でした!ミネソタ大と関わりのある方たちと会ったり、日本の伝統的な食べ物を一緒に楽しんだり、きれいな桜を見ることができて嬉しかったです。また次回のミネソタ大学同窓会東京支部のイベントに参加するのが楽しみです。」
会も終わりに近づくころ、山口さんから、今年の6月18日に如水会館で開催予定のサマーパーティーの詳細についてお知らせがありました。最後に皆で集まって記念写真。ミネソタ大学同窓会の旗を掲げ、美しい桜を華やかな背景にして撮りました。
2017年の日本ミネソタ会のお花見は大成功でした。来年のお花見、そしてそのほかの今後の日本ミネソタ会の東京でのイベントを皆で楽しみにしています。(Reported by Alex Ehret)
ミネソタ大学 ケン・バートレット教授の講演会(1月17日)
1月17日(火)午後19時から、来日中だったミネソタ大学Department of Organizational Leadership, Policy, and Development (OLPD)の教授Dr. Kenneth Bartlettによるセミナーが行われました。有楽町にあるトーマツ イノベーション株式会社のセミナールームをお借りして、演題「Employee Engagement:人材を生かす組織マネジメント」が取り上げられました。
世間では、今、組織やマネージャにとって、とても関心のあるトピックスの一つ。
当日、会場には約30名ほどのミネソタ会の会員の方、そして、人事業務に携わっている方々が集まりました。Bartlett教授のプレゼンに対し、会場からは積極的に質問がされて、それに教授が応答、活発な議論が行われました。セミナーを終えてからは、教授夫妻を交えての夜食会。引き続き、ミネソタ大学の近況やそれぞれの関心事や意見を交換し、和やかな会となりました。
セミナーの内で教授がおこなった研究結果、日本とアメリカのEmployee Engagement の率が比較され、「日本の従業員の方が、Employee Engagementが低い」という意外な結果に、参加された人も、うなづいたり、驚いたりしていた様子。セミナー後には、興味深く面白い内容だったっという良いフィードバックをもらい、セミナーは大成功に終わりました。初来日の教授も日本がすっかり気に入っていたようで、次回も来たいとおっしゃってくれたほど。引き続き、ミネソタ大学との交流に期待したいと思います。
教授のProfile
http://www.cehd.umn.edu/olpd/people/faculty/bartlett.asp